植田正治事務所

SHOJI UEDA OFFICE
植田正治 本のご紹介(3冊)

 

1.コロナブックス「植田正治の世界」

平凡社/B5版変形/定価税込1,680円/136頁/2007年10月20日刊行

「アマチュア写真家諸君! この人を見よ」

ひとりのアマチュアとして「写真する」姿勢を体現した植田正治。その自由自在な生き方を探り、主要作品の紹介と、作品の舞台としても愛した山陰・出雲の風景、自宅や遺品の数々、身近に接した人々の証言、そして第一人者による重要な評論を織り交ぜながら、その作品と人物の魅力をトータルで初めて伝える、中身のぎゅっと詰まったコンパクトな一冊。写真家「植田正治」を知るための、必須にして最適の入門書です。

【構成】

 T 「植田調」を知る10のキーワード

 U 植田正治名作写真館(砂丘/子どもたち/遊びと実験/出雲)

 V 植田写真の故郷へ〜境港・出雲紀行

 W ファッション・フォトグラファー植田正治

 X 年譜、写真集ガイド

文/桑原甲子雄、司葉子、荒木経惟、菊池武夫、草森紳一、鷲田清一、金子隆一 他

 

 

2.「僕のアルバム 写真:植田正治」

求龍堂/190×185ミリ並製/定価税込2,415円/104頁/2007年11月中旬刊行予定

「あと二年で半世紀も一緒にいたことになったのに、妻が先にいってしまった」

植田正治の没後、未整理のネガの束の中から1935−50年代の撮影とみられる膨大な量の未発表写真が発見されました。本書はここから植田正治事務所監修のもとに妻を被写体とした写真を中心に厳選。19歳で互いの顔も知らずに嫁ぎ、好きな写真に明け暮れる夫を影で支えながら、可憐な心をもちつづけた妻へのアンソロジーともいえる写真群で構成した一冊。戦前の傷んだネガからデジタル処理と細心の工程によるダブルトーン印刷でよみがえった珠玉のアルバムです。

【構成】

 ダブルトーン図版69点

 付:「植田夫妻の物語」 仲田薫子(植田正治孫、植田正治事務所代表)


 

3.「小さい伝記」

阪急コミュニケーションズ/A5判並製/予価2,100円/224頁予/2007年12月中旬刊行予定

「軽やかで、センチメンタルで、ユーモラスな、カメラを介した触れあいの記述」

1974年から85年の12年間にわたり、雑誌『カメラ毎日』に13回発表されたシリーズ<小さい伝記>。カメラのファインダーを介した人々との触れあいを、今日に生きた証として各々の小さい伝記の一ページにと考える植田の日々の記録。本書ではシリーズ<小さい伝記>の作品群を当時の初出掲載にできるだけ近い形で再現し、あわせて同時期に書かれた文章を織り交ぜて構成。写真と独特の語り口に滲むユーモアとやさしさで、植田正治の新しい魅力を再見する一冊です。

【構成】

 シリーズ<小さい伝記> (『カメラ毎日』 1974年1月号〜1985年1月号)より

 作品総点数171点(予定)および併せて掲載された「口絵解説」「作者近況」などの文章

 「写談筆談」(『カメラ毎日』1977年1〜12月号)/「交換しゃしん談義」(『アサヒカメラ』1982年1〜12月号)

 より、エッセイ計7本/対談 秋山庄太郎×植田正治 (『カメラ毎日』1979年1月号)より抜粋

 

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画ニメDVD「つゆのひとしずく」

 

アニメ、映画といった既存のコンテンツとは一線を画す新たな映像表現である「画ニメ」手法により、植田正治の作品175点と東京、山陰各地でのロケーション撮影による実写、CG等を組み合わせ、随筆「露のひとしずく」ほか小泉八雲の文章引用による脚本、加藤和彦書下ろしの楽曲で構成した佐野史郎監督による36分の映像作品です。

 

■タイトル: つゆのひとしずく〜植田正治の写真世界を彷徨う〜

■定価: 本体3,129円(税込)

■仕様: DVD(NTSC)紙パッケージ、解説付

■収録:  36分 ドルビーデジタル(5.1ch)、片面1層、16:9ワイド、特典映像付

■発売日: 2006年8月1日

■言語: 日本語(英語字幕付)

■スタッフ: 

写真・植田正治 監督・出演・佐野史郎 音楽・加藤和彦 言葉・小泉八雲

■制作元: 東映アニメーション

■発売元: 幻冬舎エムディー

■取扱:  全国主要書店にて

画ニメウェブサイト http://www.ganime.jp/

 

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hysteric sixteen(写真集「小さい伝記」)

 

■タイトル:  hysteric Sixteen 植田正治「小さい伝記」

■定価:  本体5,880円(税込)

■仕様:  A4変型、クロス装ハードカバー

■総頁:  166ページ、ダブルトーン刷

■刊行日:  2006年6月6日

■解説:  ガブリエル・ボーレ

■言語:  日本語/英語

■発行:  ヒステリックグラマー 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-6tel.03-3478-8471

■取扱:  NADiff本店ほかナディッフ各店、Bueno! Booksにて

 

NADiffウェブサイト http://www.nadiff.com/

Bueno! Booksウェブサイト http://www.buenobooks.com/hyst/books/

 

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少数限定コロタイプ・ポートフォリオ

 

このたび、植田正治没後最初の新作オリジナル・エディションとして、1960年代撮影のシリーズ<童暦>から12点の作品を収録したポートフォリオが便利堂より刊行されます。希少な古典印画技法であるコロタイプによる今回のプリントは、100年余の歴史をもつ京都・便利堂のコロタイプ工房で手漉き和紙と顔料を用いて仕上げられました。写真作品のスピリットを最大限に引き出しながらもコロタイプ最大の特徴ともいえる、やわらかで豊かな階調という独特の表現で銀塩やデジタルとも違う魅力を味わうことができるものです。

シリーズ<童暦>

1955年頃から1970年頃までに撮影、写真雑誌などで発表されてきた作品群をまとめ、中央公論社より「映像の現代」第3巻として1971年に出版された植田正治の写真集に名付けられたタイトル。この当時「VIVO」や「PROVOKE」といった若い世代の写真家たちの中に企画として組み入れられたことでも話題となり、写真家・植田正治評価における第二ステージの始まりのきっかけとなった。山陰地方を舞台に子供たちの姿を通して描かれる春夏秋冬の風景が、植田独自の印画テクニックによって、はかなくも美しい映像世界として作り上げられている。

2006年制作出版 限定30部記番入

仕様

■コロタイプ・プリント(便利堂コロタイプ工房、京都)

■序文: 巌谷國士

■監修: 金子隆一(東京都写真美術館)、仲田薫子(植田正治事務所)

■各ブック・マット装; L41.0 × W33.0 cm

■永久保存用ケースおよび外箱ダンボール入(外寸: L48.0 × W41.0 × H12.0 cm)

■各プリントに著作権者によるエディション記番と品質を承認するエンボス押印入り

■限定30部

■価格 1,050,000円(税込) (2006年4月価格)

■制作発行: 株式会社便利堂 〒604-0093 京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町301tel.075-231-4351 fax.075-231-2561

便利堂ウェブサイト

http://www.benrido.co.jp

 

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植田正治作品のコロタイプ・ポートフォリオ

 

Collotype Portfolio : UEDA SHOJI “Gone Are the Days”

コロタイプ・ポートフォリオ:植田正治作品精選集『遥かなる日記』

 

フォトグラフの多くの分野でデジタル化が進めば進むほど、人の手による確かな風合いのある作品表現が求められています。コロタイプCollotypeとは、写真草創期に多彩に存在した〈オールタネイティブ・プリント(古典印画技法)〉のひとつです。

現在、世界でも希少となったコロタイプですが再び写真表現のメディアとして注目されています。

このたび《植田正治作品精選集『遥かなる日記』》と題し、モノクロ作品6点をコロタイプにてプリントしたポートフォリオを出版いたしました。

深いシャードーからハイライトにかけての滑らかな階調、不思議な暖かみ、顔料を使うため可能となる自在な色表現など、コロタイプしか持ちえない独特な美しさで表現されたプリントで、ぜひ植田正治の写真世界をお楽しみください。

■1セット6点

■価格 6,000円(税込)

■収録作品:「海」1952、「群鳥」1952、「シリーズ〈砂丘モード〉より」1983、「 DUNES、山川惣治像」1984、        「DUNES、山川惣治像」1984、「静物」1986

■コロタイププリント(便利堂コロタイプ工房、京都)手刷りコロタイプ1版4度刷 ※版上サイン入

■サイズ:8×10インチ(25.4×20.3p)

■発行:株式会社便利堂

〒604-0093京都市中京区新町通竹屋町下ル弁財天町301tel: 075-231-4351fax: 075-231-2561

便利堂ウェブサイト

http://www.benrido.co.jp/

 

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写真集「吹きぬける風」発売中

 

タイトル   植田正治写真集 吹き抜ける風

■定  価   3,150円(税込)

■仕  様   版型B5変型、並製本カバー掛

■総  頁   160頁(ダブルトーン132頁、カラー12頁、1色16頁)

■総図版点数  126点(モノクロ作品113点、カラー作品13点)

■発行     2006年1月1日

■編  集   金子隆一(東京都写真美術館専門調査員)

        神保京子(東京都写真美術館学芸員)

        仲田薫子(植田正治事務所代表・植田正治孫)

■構成概要  

  戦前/実験的なソラリゼーションや逆光撮影の試みなど

  1940−50年代/砂丘シリーズ

  1950−60年代/ものたち

  1955−70年/《童暦》

  1970年代/《小さい伝記》《風景の光景》《音のない記憶》

  1980年代/ベス単によるカラー撮影の試み《白い風》

  1990年代/オブジェ的表現の実験的カラー撮影《静物》

  1999年/亡くなる前年に撮影された《無題・黒い波》の連作

求龍堂ウェブサイト

http://www.kyuryudo.co.jp/

 

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植田正治ヨーロッパ巡回回顧展・スペイン語版カタログが国内で入手できます

 

「UNA LINEA SUTIL : SHOJI UEDA 1913-2000」

A4変型 192頁 図版131点掲載 

■発行:Fundacion “la Caixa”

■言語:スペイン語(巻末に解説文英訳)

■解説:ガブリエル・ボーレ 飯沢耕太郎

■価格:税込7,245円

■取扱:東京都写真美術館1階・NADiff ×10(03-3280-3279)

ほかナディッフ各店にて

www.nadiff.com/

 

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TPOフォトスクールのサイトで海外巡回展のレポートを掲載していただいています

 

http://www.pariseiga.com/photoschool/topics/topics_feature.html

 

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植田正治の写真を使用した児童書のご案内

今すぐここからかくれてしまいたいって思ったことはありませんか? それはどんな気持ちだろう。どんなところにどんなふうにかくれよう。いっそふしぎな写真の世界へ「かくれんぼ」をしにいきませんか。モノトーンの美しい色調と大胆な構成の写真、詩的な文章で「存在すること」のふしぎに迫るテツガク写真絵本。(福音館ウェブサイトのページより)

■誌名   「たくさんのふしぎ」

■月号   2005年12月号

■タイトル 『かくれんぼ』

■作者   岩瀬成子 (文) 植田正治 (写真) 

■体裁  25×19cm 40頁

■定価  700円(税込)

■発行  2005年11月1日

■発行  株式会社 福音館書店

※こちらの児童書は、現在「植田正治写真美術館」のショップにて販売しております。

 

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